葬儀の準備

葬儀の準備
葬儀は、そのときがいつやってくるかわからない場合も多く、 短時間で決めなければならないことばかり。
決めておかなくてはいけないことや、聞いておくべきこと。後悔しないためにも、ある程度の葬儀の準備は必要です。

葬儀当日までの準備

他界されてから葬儀までは、短い時間の間に様々な事を決めたり、対応しなければなりません。
そのため、決めそびれたことや対応できなかったことや対応できなかったことが出てしまっては大変です。
そこで、葬儀までに行う準備についてご説明します。

葬儀社の決定
葬儀を行うにあたりもっとも頼りになるのは葬儀社です。まず葬儀社を決めましょう。
ただ葬儀社を直接訪問する時間は無いかもしれませんので、
インターネット見積りなどを利用し、相談の上決定するのが一番スムーズでしょう。
葬儀社が決まったらまず最初に遺体の引取りと搬送をお願いしましょう。

葬儀社の選び方はこちら


他界の連絡
親族や故人と親しかった知人・友人、さらには会社関係者などに連絡しなければなりません。
まず、真っ先に連絡しなければならない人たちには、
葬儀の日程などが決まる前に、他界の事実だけでも伝えておく必要があります。
会社関係者などは全員に伝えるのではなく、連絡してもらえるよう頼めば足ります。
また、読経や戒名のこともありますので、菩提寺への連絡も忘れてはいけません。

葬儀スタイルの決定
葬儀社を決定したら、まずは葬儀のスタイル・形式を決めます。
予算や人数、故人の生前の希望などから選びましょう。


葬儀費用の目安(基本価格のみ。その斎場使用料や火葬料などがかかります)
プラン名
家族葬
一般葬
多人数葬
人数の目安
〜50名
50〜100名
100名以上
費用の目安
50〜100万円
100〜150万円
150万円以上

遺体の処置
自宅などに安置されているのなら、遺体を清めねばなりません。
体を拭くほか、男性ならば剃刀をあて、女性ならおしろいを施します。
葬儀社が決まったらまず最初にしなければならないことです。

寺院の手配
故人の名前と続柄を伝え、枕経や葬儀の席での読経などをお願いします。
菩提寺がなかったり遠方であるときなどは、葬儀社に相談しましょう。

世話役の依頼
葬儀社が手伝ってくれるとはいえ、遺族だけで葬儀の準備を全てこなすのはとても大変なこと。
そこで世話役をお願いすることになります。
親族や故人と生前親しかった友人、近所の人などに頼んで進行や受付といった係に分かれてもらいます。
そしてその中で親しく、かつ葬儀の知識と経験の豊富な方に世話役代表を務めてもらいます。

その他細かな準備とその進捗は葬儀チェックシートでせひご確認下さい。

事前の話し合い

葬儀で決めなければならないものの中には、予め本人と相談して決めておけば、
いざというとき困らないことや、悩む必要がないものもあります。
いざというときのため、事前の葬儀の準備も必要です。

世話役の依頼
宗教・宗派についてはそれぞれ考えをお持ちだと思いますし、
同じ家族であっても信仰が同じでない場合もあるでしょう。
ですので、葬儀をどの宗教・どの宗派の形式で行うのか決めておくのも大事です。
他界された際につけられる戒名についても、当人の希望と遺族の都合を話し合い、
あらかじめ納得しておくことも必要でしょう。 また、家族が離れて暮らしている場合、
遺族が知らないところでお墓を用意してあったりするかもしれません。
このあたりのことはキチンと分かるようにしておきましょう。

世話役の依頼
葬儀の種類や規模などについても事前に本人の希望を聞いておくと、混乱も少なく、
また葬儀社との相談もスムーズに進みます。

 ・葬儀場所
  自宅でするのか、それとも葬儀場を使うか。本人の希望と自宅の状況を考慮に入れて決めておきましょう。

 ・祭壇、演出
  今は葬儀の演出や祭壇の形式の種類が多くなり、好きなものを選べるようになりました。
  希望が叶いやすい分、色んな選択肢があるものと思います。どこまで実現可能かは別にして、
  希望を聞いておくのは 大事でしょう。

遺影
他界後、遺族はその悲しみに浸る間もなく葬儀の準備に追われることになるでしょう。
そんな中故人の一番いい写真を探すのはとても困難です。
事前にお気に入りの写真を決めていくのもいいでしょう。
今は笑っている写真などが好まれますから、場合によってはそれ用に写真を撮っておくのも一つの方法です。

他界の連絡
どの程度の方にまで他界の連絡をつけるか。
これは先方の都合を考えると、なるべく時間に余裕をもって伝えたいものなので、事前に決めておきましょう。
そしてその為にも、親戚・知人の住所や電話番号などは、遺族がキチンと把握しておく必要があります。
年賀状など連絡先の入ったものを仕分けるなどして準備しておきましょう。

その他
現在はドナー登録など、死後の処置について希望をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
故人がドナー希望を持っていたとしても、遺族の気持ちが追いつかないことも考えられます。
家族で話し合いを持つなどして後悔のないようにしましょう。
葬儀や他界後の諸々のことなど、形式はちゃんとしたものでなくてもいいので、遺言をしておくのもよいかもしれません。




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