参列者のマナー

参列者のマナー
キリスト教の方でなければ、キリスト教式葬儀のマナー
は、あまり馴染み深いものではないでしょう。
ここでは、キリスト教式葬儀のマナーについてご説明します。

服装
・通夜 
 通夜には「急な不幸に駆けつけていく」という意味があります。  
 急な場合には喪服などを準備できないこともあるので、
 グレーや紺のスーツなど地味な服装であれば構いませんが、
 男性の場合黒ネクタイだけでも着用していくようにしましょう。  
 女性は、スカートの丈は膝より下のものを着用し、その場合黒のストッキングを着用すると良いでしょう。

・葬儀 
 基本はブラックフォーマルです。
 靴や靴下・ストッキングなども黒で統一するようにします。
 女性の場合、化粧は控えめに、アクセサリーは真珠以外のものは身につけないようにします。

通夜 葬式の席にて 
・通夜
 夜遅く(22時以降)の弔問は避けましょう。  
 通夜ふるまいはたとえ食欲がなくても箸をつけるようにします。但しお酒を飲みすぎるのはNGです。

・葬儀
 遅刻は厳禁です。  たとえ参列者に知り合いがいても、葬儀の場での私語は慎みましょう。
 
焼香
・仏式の作法
 1.数珠を左手に持ちます。
 2,右手の親指・人差し指・中指の三本で香を少量つまみます。
 3.手を返し、目の高さまであげます。
 4.左の香炉少し上に移動させます。
 5.指を少しこすりながら少しづつと落とします。
 6.両手を合わせて合掌礼拝します。
 1〜5を1回〜3回繰り返すのですが、この焼香の回数は宗派により異なります。  
 
 各宗派の焼香の回数
 浄土宗   3回  
 浄土真宗  1回  
 天台宗   特に回数は決まっていない。  
 真言宗   3回  
 曹洞宗   特に回数は決まっていない  
 臨済宗   特に回数は決まっていない。  
 日蓮宗   3回

持ち物について
・数珠
 数珠は可能な限り持参しましょう。
 数珠は左手で持ちます。

・香典
 薄墨の筆ペンなどを使用して書きます。
 水引は宗教によって異なりますが、仏式の場合は黒と白にします。
 連名の場合は3名までにし、それ以上であれば代表者名を書き、
 その横に「他一同」と書いて、中袋に全員の名前を書きましょう。
 裏側は、先に下側を折り、上の折りを重ねるようにします(お祝いと逆になります)。
 中袋には住所、氏名、金額を書きます。
 香典は、受付で出すまでふくさに包んでおきます。
 新札は「準備がいい」と思われるので使用しないようにします。仮に新札しかない場合は、折り目をつけます。

表書きの記載例
形式
記載例
仏式
「御霊前」「御香料」「御香典」
神式
「御玉串料」「御神前」「御榊料」
キリスト教式
「献花料」「御花料」
無宗教式
「御霊前」




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