無宗教式葬儀の形式

無宗教式葬儀の形式
形式にとらわれない、無宗教形式での葬儀を行うことを 希望されている方が近年増えています。
単に宗教色のない葬儀から、オリジナリティ溢れるものまで 様々な無宗教葬とその形式をご紹介します。
無宗教式葬儀の紹介
無宗教葬とは「無信仰」という意味ではなく、
特定の宗教宗派の方式をとらない葬儀のことの総称です。
焼香の代わりに献花を行い、祭壇には花と遺影を飾り、音楽を流すことが多いようです。
特定の形式が決まっていないため「自由葬」ともいいます。

お別れ会・偲ぶ会
 無宗教葬では「葬儀」といわずに、「お別れ会・偲ぶ会」という言い方をします。
 これは通常の葬儀が「故人の社会的な別れ」を重視しているのに対し、
 無宗教葬は「故人と家族の別れ」を重視していることによります。
 「お別れ会・偲ぶ会」では故人が亡くなった直後に、
 近親者だけで密葬(家族葬・一般の人に告知しないで、家族・親族だけで葬儀を行う方式)を行い、
 四十九日を目安に故人の知人・友人に集まってもらってお別れをしてもらうものです。

直葬(直葬)
 お通夜も葬儀も告別式もせず、直接火葬のみを行う形式のことです。
 家族のつながりや地域社会との関係が希薄になっていたり、
 菩提寺を持たない人も増えたりし、最近直葬を選ぶ人が増えてきています。
 葬儀をとり行わないことは法律的にも問題なく認められていますが、
 亡くなられた場所からの搬送、納棺、安置、死亡診断書の提出と
 火葬埋葬許可書の取得、火葬は必要ですので注意しましょう。

自然葬
 遺骨を直接海や山、湖などの自然に還したり、人工物のお墓を用いないといった葬儀のことです。
 亡くなったら自然に還りたいという願いから生まれた散骨タイプと、
 墓地に人工物を置かず、里山を保護しようという理念から生まれたタイプがあります。

樹木葬 
 遺骨を山に埋葬し、そこに植樹します。 自然保護の観点からはじめられたもので、
 人工の石塔の代わりに花木を植えて目印にします。

海洋葬  
 船で海に出て散骨するもので、海へ還りたいという希望を叶えられます。  
 遺族が船に同乗し散骨するケースと、業者が代行し散骨するケースがあります。

空中葬  
 ヘリコプターで空高く上がり空中散骨します。  
 日本だけでなく海外でも可能でで、憧れの場所や気に入っている場所がある方の希望を叶えてくれます。

宇宙葬  
 遺骨をカプセルに入れて衛星ロケットにのせ、宇宙に打ち上げます。  
 カプセルは地球を回る衛星軌道に乗り、やがて大気圏に突入して消えていきます。

音楽葬
 故人が生前愛していた曲などを生演奏、またはテープで会場に流すもので、
 明るくお別れしたいという故人の希望をかなえた葬儀です。
 団体葬になると、多人数からなる管弦楽団や合唱団による献歌が行われます。

生前葬
 本人がまだ生きているうちに、自らが自分の葬儀を行うものをいいます。
 生きているうちに縁のある人やお世話になった人を招いて、
 お別れとお礼を述べるために行う人が多いです。
 本人の意向にもよりますが、亡くなったときに再び遺族によって葬儀が行われる場合もあります。




日本全国対応!365日年中無休で24時間受付中!!携帯からでもOK!!